ある調査では、東大生の7割が勉強には、ボールペンを使っていて、教室には、ほとんど消しゴムのかすが落ちていないようです。
なぜ、勉強にボールペンを使うと、何が良いのでしょうか?
1.
すべりやすいので、すらすら書ける。
2.
消しゴムを使う時間が節約できる。
3.
消しゴム代が節約できる。(笑)
4.
間違えたところが残る。
5.
インクが無くなったボールペンの数を見て達成感を味わえる。
「1. すべりやすいので、すらすら書ける。」
は、長時間勉強をする受検生にとっては重要です。ボールペンだと不思議とシャーペンほど疲れません。インクなので、力を入れなくても軽いタッチでしっかりと濃く書くことができます。油性インクより水性ゲルインクがおすすめ!
「2. 消しゴムを使う時間が節約できる。」
は、ボールペンで書き間違えても、消しゴムを使わない(使う必要がない)ので、
その分の時間を節約できます。1時間に30回間違えたとして、1回の消しゴムに5秒と
考えても1時間で約3分節約できます。
また、間違えても消せないので、一発で正確に正しく書くようになります。
この効果がものすごく、一度正確に書くようになると、思考速度が上がります。
(=頭の回転が速くなるはずです。)
書き間違いって、思考がスムーズにできていない時に起こりやすい易く、
消しゴムを多用する人ほど勉強のスピードが遅く、
勉強の効率がかなり
悪くなっていると思います。
「4.間違えたところが残る。」
これが、けっこう重要!何故かというと、シャーペンを使うと間違えたときに
消しゴムで消してしまうため、あとで丸付けをしたときや見直したときに、
間違えそうなところを、あたかもスラスラ1回でできたように残ってしまいます。
ボールペンなら、間違えたところは斜線で消すので、あとで見直したときに、
つまずいたところがどこなのかはっきりと分かります。
なので、
間違えた部分(=弱点)だけもう1度トレーニングすることができるのです。
さらに、
間違えた箇所を後で見なすことができるのも利点の1つです。
まずどこがいいかというと、間違えた箇所が消せなくなることだ。
残念ながら成績の悪い生徒は、計算間違えすると、
すぐに消しゴムで消して証拠隠滅を図ろうとする。
これを防ぐというのがボールペン学習法の1つの目的でもあります。
「5.インクが無くなったボールペンの数を見て達成感を味わえる。」
これは、けっこう自信につながると思います。
シャーペンだと芯をどんどん足していくだけなので、
どれだけ芯を使ったかはわかりにくくなります。
使い終わったボールペンを捨てずにためておけば、
気持ちが落ち込んできたときにそれを見て、
「自分は今までこれだけやってきたんだ!大丈夫!!」と
自信が取り戻せます。
また、使い切ってインクがなくなったときの達成感を味わうことが、
さらに、自信になっていきます。
今年の夏は、ボールペンを使って、勉強してみませんか?