入試本番1ケ月前
大学のAO入試・指定校推薦・公募推薦垣外区切り付き、
いよいよ入試本番まで1か月余り
年明け 1月10日からの
埼玉県内の私立中学入試を皮切りに
群馬県の私立高校の試験が、
1月12日
大学センター試験が、
1月16日・17日
埼玉県内の私立高校が、
1月22日から
ラストスパート
この冬休みでは、当然ながら、体調には注意しながらも
ラストスパートをかけなければいけません。
勉強以外にも
でも、勉強する以外にも成績を上げることができるコツがあります。
それが、
「試験勉強 成績を上げるためにすぐにできること」
こんなことをかんがえたことはありませんか?
① 効率よく勉強するためには、どうすればいい?
② ケアレスミスをなくすには、何をするの?
③ まず、最初に何をしたらいいいの?
その答えが、
一、 部屋を片づけると、ミスが減って、理解力も記憶力も上がる。
部屋の中の様子が、頭の中の状態です。部屋が散らかっていると
頭の中もとっ散らかています。机の上が散らかっていると頭の中も散らかっています。
自分の目に映るモノが散らかっているとそれが頭の中にも反映します。
二、 「忘れ物をしないこと」と「遅刻をしないこと」で、ケアレスミスはなくなる。
ケアレスミスは、忘れ物であり、遅刻です。
遅刻は、出席しています。でも、遅くれているのです。
忘れ物は、わざと持っていかなかったのではありません。
「アッ」と思って気づいたのが忘れ物です。
これがケアレスミスです。
日常生活すべてが試験に反映されます。
三、 姿勢を良くすると、脳の血流がよくなって、解けなかった問題が解ける。
問題が難しいと感じるのは能力的に劣っているのではありません。
血流が滞っているのです。
姿勢を正すことです。
首をかしげずに真っすぐにすることです。
首をかしげると首のところで血流が滞って、脳の血が足りなくなります。
脳は新鮮な栄養と酸素を原料に働いています。
四、 勉強することは、かっこいい。
スポーツの練習はカッコいい。楽器やダンスの練習をしている人もカッコいい。
勉強することもカッコいいのです。
この意識で成績は変わります。
「自分は今日もカッコいいことをやっている。」と思えるのです。
五、 「具体的な目標」を壁に貼ろう。
好きな人の名前は具体的にいえます。それが恋です。
なんとなく「カッコいい人がいいかな。」は恋ではありません。
人間は具体的な目標を掲げるとやる気がでます。
目標を壁に貼ると恥ずかしさを乗り越えられます。
人は、目標を人に知られることが恥ずかしいのです。
それを言える人と言えない人では成績の上がりかたが違います。
六、 ゲーム・ケータイ・テレビ・マンガを終わらせる時間としない時間を決める。
ゲーム・ケータイ・テレビ・マンガは、4大誘惑です。
この4つを「しない」にすると、ストレスになります。していいのです。
ただし、終わらせる時間を決めて、それを守るのです。
しないことよりも、終わらせること時間を守るほうが難しいです。
そして、勉強をすると決めた時間の中では絶対に4つをやらないと決めることです。
七、 悪口を言うと、アウェーになる。
受験(勉強)を楽しく成功させるには、親と先生を味方にすることです。
アウェーではなくて、ホームにするのです。親も先生も味方です。
志望校に通るように(成績が上がるように)願ってくれています。
ところが、親や先生を敵と感じると、精神的ストレスが生まれます。
悪口を言うと、味方であるはずの親と先生が敵に回ります。
悪口を言っている自分が、敵だと思い込んでしまいます。
そうすると試験官も敵に思えてきます。
みずからアウェーに追い込まないことです。
八、 ノートは攻略本、公式は裏技。
ノートも参考書も問題集も、すべて攻略本です。
重要なところには「裏わざ」と書いておけばいいのです。
方程式や公式は裏わざです。九九も裏わざです。
9を9回足す。表わざは、その通りに力わざでたしていきますが、9×9=81でだすのが、裏わざです。
覚えなければいけない英単語は、キャラクターです。
九、 受験はスポーツ。弱いものが、強いものに勝つ。
受験はスポーツです。
スポーツで一番おもしろいのは、弱いものが強いものに勝つことです。
受験も同じです。
「絶対ムリ」と言われたところに通る人がいることに感動します。
それがカッコいいのです。
受験はスポーツなので、ミラクルが起こるのです。
でも、弱い相手に向かっていって負けることもあります。それは油断するからです。
十、 時間は探してもない。作るものだ。
学校の授業があり、部活もあり、テレビも見たいし、友達とのつき合いもあります。
ほかにもケータイ・ゲームなどやりたいことがあります。
勉強する時間がなかなかとれないのです。
「ない、ない」と言っている人は、時間を探しています。
探しても答えは決まっています。「ない」のです。
時間がある人は、作っています。
勉強する時間は、作るものであって、探すものではないのです。
十一、左手を添えると、計算は間違えない。
計算間違いをする人としない人との差は、左手の位置にあります。(左利きの人は、右手の位置)
計算間違いをする人は、左手が机の下にあります。
姿勢が崩れているのです。
姿勢が斜めになると、理解も記憶もできなくて、計算ミスをします。
左手を机の上に置くと、顔が離れます。同じ用紙が小さく感じられ、目の前のものに集中できます。
その上、落ち着けるメリットもあります。
十二、ケアレスミスをなくすだけで、試験に通る。(成績が上がる。)
ケアレスミスをするかしないかで決まります。
わかっていなくて点数が取れないのは仕方ありません。勉強不足です。
しかし、わかっているのに、ケアレスミスで点数が取れないのはもったいないです。
いちばん損なのは、実力があるのに試験に落ちること(点数がとれないこと)です。
大切なのは、いかにケアレスミスをなくすかなのです。
十三、勉強は手品。一〇回連続して成功しないと、手品にならない。
勉強は手品です。3回に1回成功しても手品とは言いません。手品に失敗は許されません。
試験に通らない人(成績が上がらない人)は出来なかった問題があるとそのままで、辞めてしまいます。
試験に通る人(成績の上がる人)は、「もう1回やってみよう。」と言います。
この「もう1回やってみよう。」が大切なのです。
できなかったときに、もう1回やってみれば、できます。このしつこさが大切です。
十四、合格は難問ではなく、基本問題で決まる。
テストは、難問で差がつかないものです。
試験に通る人(成績が良い人)は、基本的な問題をはずしません。
落ちる人(成績が伸びない人)は、難問が解けても、基本的な問題をはずします。
勉強の仕方を間違えているのです。
基本的な問題をケアレスミスなく得点することです。
それを積み重ねていくだけで合格点に達します。
難問を1回解くより、基本的問題を3回解くことが大切です。
十五、規則正しい生活が、勉強の効率を上げる。
「何時間勉強するか」ではありません。
「何時に勉強するか」です。
毎日同じ時間に勉強するのが、最も効率がいいのです。
「この時間に勉強するんだな。」と思うと、その時間に脳がスタンバイしてくれます。
これが効率よくなるのです。
毎日同じ時間に勉強してあげることで、脳が効率良くまわります。
生活全体が規則正しいのがベストなのです。
中谷彰宏著『高校受験 すぐにできる40のこと』より抜粋
どうですか?
勉強以外にもすぐにできることはあるでしょうか?
誰にでも当てはまること
また、これは受験生ではなく、試験勉強のある中学生・高校生
さらには、大学生、社会人の方にも通じるものです。
小学生にも!
詳しくは知りたい方は、ぜひ、本をすぐに購入して見てください。
学びの森J-STUDIO籠原校
教室長 新井 稔