なぜ?夏を制する者は受験を制する。
毎年受験生を送り出した後に、その子たちを振り返ると、やはり夏の頑張りを思い出します。昔から「受験は夏から」「夏が勝負」などと受験と夏は切っても切り離せない関係です。
ではなぜ、「受験=夏」なのでしょうか??
まず一番に考えられるのは、夏休みがあるからです。
長期の休みのため、今まで学校の授業の内容をやるだけで時間がなかった人もじっくりと苦手な科目や単元を学習することができます。これは受験生に限らず、学校のない期間にどれだけ頑張ったかがその後の人生を大きく変えるのです。きちんと宿題をする子といつも提出できない子では雲泥の差です。
もうひとつは、人間の記憶のメカニズムが大きく関係しています。人間は、学んだことを定着させるに4か月~6か月かかると言われています。
もうお分かりだと思いますが、受験は中学受験・私立高校・センター試験であれば1月、大学一般入試は2月、公立高校で3月です。また、私立高校の確約にかかわってくる北辰テストは12月で終わりです。
夏期講習が7月、8月に行われますが、北辰テストや受験までに定着させるギリギリの時期なのです。むしろ遅いと言っても過言でありません。冬から挽回しようとしても間に合いません。
冬は知識の最後の確認になります。
夏期講習でしっかりと量をこなした生徒だけが、その後成績が伸びるのです。
学校は約1ヶ月半の長いお休みとなります。この期間に、学力の充実、更なるレベルアップを目指すなど、有意義に過ごしてほしいと思っております。学びの森J-STUDIOでは、この期間に「夏期講習」を開講し、一人ひとりの大きな飛躍を力強くサポートします。