だから、私たちは学者だけではなく、医者、役者、易者、芸者にもなります。
特徴4 教師七変化
踊る教師たち
先生が「勉強の好き嫌い」に大きく影響します。
学びの森J-STUDIOでは、「教師=5者」の考え方を講師研修で学びます。
まず、教師は知識を正確に伝える「学者」でなくてはなりません。でも、勉強を正確に教えるだけでは、真の信頼関係の構築は出来ません。
「医者」「役者」「易者」「芸者」それぞれの役割
「医者」は、塾に来た子どもたちの表情から、その日の気分や様子を読み取る役割です。
私たちは「今日は元気がなさそうだけど大丈夫?」「疲れてるみたいだね?悩みでもある?」と声を掛けて、塾に迎え入れるように心がけています。
「役者」は、個人としての自分を脱して、子どもたち側に立って、時にはお母さんのように優しく親しみやすく、時にはお父さんのように厳しく頼りになる、そんな大人を演じることで、子どもたちに刺激を与えるという役割です。
「易者」は、子どもたちの未来を見据えて、子どもたちに目標を与え、明るい未来を想像させる役割です。
「大丈夫!君なら将来必ず~~になれるよ!」と子どもたちに背中を押してあげる存在でありたいと思っています。
最後に、「芸者」は、どうせなら楽しい授業が提供できるように、時には変装し、難しい説明を絵や図で表現し、替え歌で英文法を教え、ニックネームで自分を呼んでもらい、生徒をファーストネームで親しみをもって呼ぶなど、子どもたちが勉強に前向きになることなら何でも挑戦する姿勢のことを指します。
先生が嫌いだとその教科まで嫌いになってしまいますよね。
私たちは、折角お預かりした生徒さんが、勉強に前向きに取り組めるようにあらゆる授業や接し方の工夫を惜しみません。